お台場「ヴィーナスフォート」跡地の「イマーシブ・フォート東京」ってどうなん?

https://immersivefort.com/

2022年春に、惜しまれながら閉館したお台場「ヴィーナスフォート」。そのあと土地に、2024年3月1日(金)、新たなテーマパーク「イマーシブ フォート東京」がオープン。
2000年代にロンドンで始まった没入体験型エンターテインメント「イマーシブシアター」を中心に、現実かのようにさまざまな世界や事件にのめり込んでしまう体験(イマーシブ体験)ができるアトラクションやレストラン、ショップが勢ぞろいしている。

誕生1周年でリニューアル

誕生1周年を迎える2025年3月1日に、より濃密なイマーシブ体験ができる施設に進化したとのこと。

世界で最も有名な名探偵シャーロック・ホームズをテーマにしたアトラクションは、開業時から人気で今回のリニューアルに伴い、新作を展開。新作ではこれまでの物語を序章とした二幕制に一新している。前作に新たなセリフやシーンに追加して再編集した第一幕と、新たなストーリーで展開する第二幕、計120分の壮大な作品としてパワーアップしたとのことだ。

他にも厳選されたイマーシブシアター作品が勢ぞろい。人気作品『今際の国のアリス』や『東京リベンジャーズ』の脱出型イマーシブシアターも。

高すぎる…

また、このリニューアルでは入園システムを大幅に変更。これまではパークに入っている全アトラクションを楽しめる「1Dayパス」(一部有料アトラクションあり)だったのに対し、変更後はアトラクションごとにチケットを購入するシステムになった。

入場料は廃止され、作品ごとの体験料金となったが、

『ザ・シャーロック~ジェームズ・モリアーティの逆襲』一般料金7,800円
『真夜中の晩餐会 Secret of Gilbert’s Castle』一律24,800円
『江戸花魁奇譚』一律14,800円
『東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ』一般料金7,800円
『今際の国のアリス』一般料金4,800円

と、なかなかに強気のお値段である。

しかし、演者のクオリティの高さは来場者からの評価が高いとのこと。約300人のエンターテイナーが存在しており、質の高いパフォーマンスを提供していることが、施設の大きな利点。

パフォーマーとの距離の近さも大きな魅力で、キャストとの濃密なコミュニケーションを楽しめる点は他のテーマパークにはない独自の価値と言えるだろう。

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