【0日婚】わずか6か月での離婚発表「最初から最後まで僕が掻き乱した」

人気YouTuber・ヒカルが、自身のチャンネルで「離婚しました」と淡々、しかしどこか覚悟を帯びた表情で切り出した19日の動画。相手は進撃のノア。交際期間0日での電撃結婚から、わずか約6か月での離婚発表となった。

画像は進撃のノア公式インスタグラムより引用

印象的だったのは、言い訳をほとんど挟まず、原因を一身に引き受けたヒカルの言葉だ。「最初から最後まで僕が掻き乱した」「自分勝手な生き方だった」。YouTuberとして“強い言葉”を武器にしてきた彼が、ここでは驚くほど率直だった。

結婚当初、0日婚は「ロマン」や「男気」として受け止められ、ヒカルは一気に“いい人”のイメージを背負うことになった。しかし本人は、その理想像が膨らめば膨らむほど、現実の自分との乖離に苦しんでいたという。
「聖人君子でもない自分」が、世間の期待によって檻に入れられていく感覚。彼はそれを「鳥籠」と表現した。

炎上を招いた「オープンマリッジ」

さらに、オープンマリッジという選択。自由を求めたはずの制度は、皮肉にも登録者数の減少や炎上を招き、ヒカルにとって“自由”と“結婚”の両立は、ますます難しいものになっていった。
「ノアがいなければYouTubeが自由にできるのに」――本来、一番の味方であるはずの存在に、そんな感情を抱いてしまった時点で、彼自身も限界を悟っていたのだろう。

動画の終盤、2人は結婚指輪を外し、テーブルにそっと置いた。ドラマチックだが、どこかYouTuberらしい演出でもある。その後に交わされたのは、別れの涙ではなく、握手と笑顔だった。
ノアの「振り回されたけど、楽しかった」という言葉が、この結婚のすべてを象徴しているようにも聞こえる。

スピード結婚、オープンマリッジ、そして円満離婚報告。常に話題の中心にい続けるヒカルらしい展開だが、そこには「自由」と「責任」の間で揺れ続けた一人のクリエイターの葛藤が、確かにあった。この離婚は失敗なのか、それとも一つの通過点なのか。その答えは、また次の動画の中で語られるのかもしれない。

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