
みなさんは最近「卵が高い」と感じていないだろうか?
実は現在、2年前の“エッグショック”に迫る勢いで全国で食卓の料理に欠かせない「卵」の値段が高騰している。その影響は家庭の食卓に限らず、飲食業界にも波及がはじまっている。
すかいらーくホールディングスが運営する「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」では、鶏卵を使用する一部メニューの販売休止や、卵の提供方法の変更を発表。卵の価格高騰は、まだしばらく続くと考えられている。
卵の価格が高騰している主な理由は?

卵価格の主な高騰原因と考えられているのは以下だ。
- 鳥インフルエンザによる鶏の減少
- 感染拡大により、大量の採卵鶏が殺処分されている。
- 国内の卵の供給量が大幅に減少し、卵が品薄になっている。
- 飼料価格の高騰
- ニワトリの飼料(トウモロコシ、大豆粕など)の多くを輸入に頼っている。
- 円安、ウクライナ情勢、原油価格の上昇などの影響で、輸入飼料の価格が上昇している。
- 輸送コストも増加している。
- 生産コストの増加
- 上記2つの要因が重なり、卵の生産コストが全体的に上昇している。
- その他の要因
- 夏季の暑さによる産卵率の低下や、年末にかけての需要増加も価格上昇に影響している。
現在の高騰により、飲食店では今まであったメニューが提供できず、私たちの食卓でも様々な料理に使われる「卵」を減らさなくてはいけない実感をしている方は多いのではないだろうか?
全国平均小売価格の推移

消費者庁の情報によると、2021年に約200円だった卵が、2025年11月には約300円へと値上がりしていることが分かっている。(サイズ混合10個入り、1パックあたりの価格)
2023年の「エッグショック」から、一旦は下がったと思われていた価格だが、2025年に再び1パックあたり300円となってしまった。
昨今の物価高騰は卵以外でも話題になっているが、卵はかつて「価格の優等生」と呼ばれていた食材。今後は高級食材になってしまうのだろうか?
値下げはいつから…?

現在卵の値下げの見通しは立っておらず、2025年秋現在では価格は高止まりが続いている。
2023年の値上がり時とは違い、2025年は同じくらいの高水準が続くとみられている。
果たして、200円以下の値段で卵が買える時代はまた来るのだろうか。


