
かつて平成女児の間で大流行していた「シール交換」が現在、子供から大人まで幅広い範囲で、再ブーム中とのこと。
様々なお気に入りのシールを集めて貼ったり、友達と交換したり、平成の女児たちがかつて夢中になったあの遊びが、SNS時代の今、あらためて人気だという。
再ブームの背景には、平成レトロブームやノスタルジー消費の高まりに加え、SNSで「見せる・共有する」という楽しみが重なった体験価値の変化があるとのこと。
スマホ中心の時代だからこそ、「貼る」「並べる」といったアナログな手触りが、自己表現や癒しの手段として流行しているようだ。
かつての平成女児が子育て世代へ
シールというアナログなアイテムが、現代のSNSで大人気だというから驚きだ。
Instagramでは「#シール帳」の投稿数が数万件を超えるなど、Xにおいても自分のシール帳の写真を載せたり、お店がシールの入荷状況を発信したり盛り上がりを見せている。
さらにThreadsでは、「#主婦のシール帳」というタグが話題で、食品パッケージやおまけシールなど、日常の中で集めたシールをまとめる投稿が新たなバズを生んだ。
かつては子供だけの遊びだった「シール」。現在では、大人の趣味やライフログの一部にもなってきていると言える。
平成の頃は「子ども同士でのシール交換」やコレクションしたりする「遊び」の側面が強かったが、今はただ集めるだけではなく、自分の世界観をつくるものになっているよう。
「色味をそろえる」「キャラクターの雰囲気を統一する」「テーマを決めてページごとに整理する」など、誰かに見せる前提だけではない、「自分のための」シール帳。
交換や共有はあくまでその先にあって、シール帳づくりは自分の感性を形にする感覚なのだろう。
また、平成女児だった世代が、大人になり子を成し、「親子で一緒にシール帳をつくる」というのも増えているそう。自分も懐かしみながら、子どもにシールを買ってあげる、一緒に選ぶ、一緒に貼る。
シール帳が、親子で過ごす時間のひとつになり始めているそう。

大人もハマるシール集め
『渋谷ロフト』のシールコーナーでは、平日の開店30分後からシールを求めて大賑わいになることもあるそう。
1650種類のシールがズラリと並び、サンリオやちいかわなどの人気キャラクターが描かれたものや、カラフルなタイル型の「ブロック型シール」や、本物のおはじきのように丸みと厚みがある「おはじき型シール」など定番商品も様々。
いま注目なのが「ボンボンドロップシール」や「水入りシール」といった、ぷっくり系の特殊シール。ぷっくりとした立体感、つやっとした表面、指で押したときの独特の感触。
さらに中に液体やラメが入った水入りシールは、傾けるたびに見え方が変わるのも特徴で、店頭やオンラインでは売り切れが続出しているそうだ。



