全国でクマの出没情報が急増し、地方自治体が警戒を強めています。2025年は特に人身被害が過去最多ペースで、冬眠前の食料確保行動が活発化しているのが要因とも言われています。
安全第一、最新の自治体情報を確認しましょう！
出没情報
2025年上半期だけで、クマの目撃・出没情報は前年比約20-30%増（環境省推計）。
全国的に「増加傾向」が明確で、北海道・東北を中心に西日本（関西・新潟）へも拡大。2023年度の人身被害は198件（死亡6人）と過去最多を記録し、2025年も同様のペースで、11月12日時点で死亡事故13件（主に長野・岩手・北海道・秋田・宮城）
過去10年で人身被害は約3倍に膨張。
2024年4月からクマが「特定鳥獣管理計画」対象種に追加されたそうです。
最新の目撃情報（11月26-27日）
全国クマ出没マップ（環境省・自治体まとめ）で確認したところ…住宅街や学校付近の痕跡が目立ちます。
- 岩手県花巻市（石鳥谷アイスアリーナ付近）: 27日朝、クマ1頭目撃。避難勧告中。
- 新潟県（新発田市荒川地内）: 27日10時20分頃、柿の木に登るクマ（体長1m）確認。周辺外出注意。
- 埼玉県（県民の森付近）: 27日、クマ出没で警戒。都市近郊波及の兆し。
- 宮城県女川町: 26日、道路上クマ出没の画像がXで拡散されたが、生成AIによるフェイクと判明。町が訂正投稿し、不安を煽ったとして批判。住民の精神的被害も指摘。
Xでは…
・「外歩けない」
・「フェイク画像でパニック」
またクマの可愛いイラスト付きで
・「本当はこんなんだったら…」
とユーモア混じりの声も。 注意喚起の輪が広がっています。
遭遇時の心得（環境省推奨）
- 静かに後退: 走らず、目を合わせずゆっくり離れる。クマは追いかけない限り攻撃少ない。
- 音で威嚇: クマ鈴・ラジオ・ホイッスル常備。グループ行動で声かけ。
- 食べ物: ゴミ・ペットフードは室内保管。山菜採り時は2人以上。
- 予防グッズ: クマよけスプレー（有効距離5m）やベアベルを自治体が配布中。
この問題は長期対策が必要かもしれませんね。ご自宅近くの情報は自治体HPをチェックしましょう。
