【加湿力No.1】「ダイニチ派」VS「象印派」結局どっちがいいの?

空気が乾燥する冬には必須の『加湿器』

みなさんはどのメーカーのものを使っていますか?

乾燥するのは嫌だからとりあえず持っているけれど

イマイチ効果を感じられないな…

なんて方もいるのではないでしょうか。

まさしく私もその中の一人

「毎晩加湿器を焚いて寝ているのに毎朝乾燥で喉がいたい!」

ということで

いい加湿器を…!探してゆく…!

寝室(6畳)と隣の作業部屋(6畳)、キッチン側スペース(6畳)の間の扉を

今後それぞれぶち抜く予定なので(?)

広いスペースでもしっかり加湿できるということを第一条件に

調査をしていくことにしました。

加湿方法は大きく分けて4種類

「しっかり加湿できる加湿器が欲しい」

漠然と何も分らない私が最初に開いたのはYouTube

加湿器 加湿力高い 2025 で検索…

なるほど、加湿器にも加湿の仕方が色々あるらしい。

スチーム式

気化式

超音波式

ハイブリット式

主に4種類あるとのこと。

ちゃんと加湿されれば何でもいい!

どれが一番加湿されるんだね!

と、はやる気持ちを抑えつつ、

1度YouTubeやネットの海から情報をかき集めてみることに

まずはスチーム式加湿器から

まず1つ目は『スチーム式加湿器』

こちらは水をヒーターで沸騰させて出た”蒸気(スチーム)”で加湿する方式の加湿器らしい。

電気ポットのポットじゃないバージョン。

仕組みとしては

タンクの水を100℃近くまで加熱し、沸騰した蒸気をそのまま部屋に放出し

その結果室内の湿度が一気に上がるというもの。

超シンプルで加湿力も高い上に、雑菌対策的には一番強い。

〈メリット〉

とにかく清潔

水を沸騰させてから出すので、雑菌・カビがほぼ死滅

→ 赤ちゃん・喉・アレルギー体質の人に最適

加湿パワーが強い

寒い部屋でも一気に湿度が上がる

→ 冬のエアコン対策にかなり強い

白い粉(カルキ粉)が出ない

超音波式で起きやすい白い粉トラブルがゼロ

構造が単純で壊れにくい

フィルターがほぼ無いモデルも多く、メンテが楽

〈デメリット〉

電気代が高い

ヒーターで水を沸かすので

→ 月1,500〜3,000円くらい上がることも

本体が熱くなる

吹き出し口付近はヤケド注意

→ ペットがいる家は置き場所に注意

運転音がやや大きい

「ゴボゴボ…」「シュー」という沸騰音が出る

タンクの水が減るのが早い

パワーが強い分、水の消費スピードも早い

…なるほど

筆者は極度の花粉アレルギー持ち、

そして声を使う仕事をしていたりもするので

雑菌対策的に1番ということも踏まえるとこれはかなりアリ

猫を飼っているので本体付近が熱くなるというところが懸念点だが

デメリットとの声が一番多く上がっていた「電気代が高い」という点は

月3000円ならまだ許容か…?

一旦候補にイン!

気化式加湿器は?

次に調べたのは『気化式加湿器』

気化式加湿器は、水を含ませたフィルターに風を当てて、自然に水分だけを蒸発させる“濡れタオル+扇風機”方式の加湿器

熱も霧も使わず、いちばん自然で安全な加湿方法

とのこと。ほほう。

〈メリット〉

電気代がめちゃくちゃ安い

ヒーター不使用

月100〜300円レベル(スチーム式の1/5〜1/10)

熱くならない=超安全

吹き出し口がまったく熱くならない

猫・子どもがいても安心

加湿しすぎない(結露しにくい)

過加湿・カビ・結露が起きにくい

部屋が暑くならない

室温がまったく上がらない

春・秋・在宅ワーク向き

〈デメリット〉

加湿パワーは弱め

一気に湿度を上げるのは苦手

20畳クラスだと単体では少し非力

フィルター掃除が必須

水を含む=カビ・水垢がつきやすい

→ 2週〜1ヶ月に1回洗浄が理想

音は「風の音」

サーッという送風音

うーん、加湿パワー弱めということとフィルター掃除が結構大変とのこと。

今回はナシ!

超音波式は?

次に超音波式!

水を超音波の振動で細かい水滴(ミスト)にして空気中に飛ばす方式。

ヒーターで加熱せず、また「気化」させるわけでもない。  

•水タンク+振動装置が主で、ファンでそのミストを部屋に拡散するモデルが一般的

なるほど。

よく『アロマ機能付き』などで販売されているのはこれですよね。

〈メリット〉

電気代が安く、省エネ

ヒーター不要なため、消費電力は低め。  

本体が熱くならない/安全

熱を使わないので「ヤケドの心配なし」。子どもやペットがいる家庭でも安心。  

運転音が小さめで静か

静音性が高く、寝室やデスク周りなど静かな空間で使いやすい。  

コンパクトで設置しやすい/デザインの自由度が高い

タンクや本体が小さめのモデルも多く、部屋のインテリアに溶け込みやすい。  

〈デメリット〉

水道水のミネラルや不純物がそのまま空気中に飛ぶ

→ 家具に「白い粉(白粉・カルキ跡)」が付きやすい。  

水タンクや内部の水が汚れやすく、カビ・雑菌リスクがある

→ 定期的な掃除が必須。怠ると、カビやバクテリアを部屋にばらまくことになる。  

加湿力・拡散力が弱め/広い部屋に不向きな場合が多い

→ 20畳などでは「複数台」または「他方式との併用」の検討が必要。  

水滴や結露が起きやすい

→ ミストが冷たいまま放出されるため、近くに家具などあると湿ってしまう可能性あり。  

…デメリットがデメリットすぎる…!!

カビバクテリアばら撒きコワイ!

『定期的な掃除』も調べてみると『毎度』という感じだった。

できない!今回はナシ!

私がこれまで使っていたものも超音波式だった!知らなかった!
しかも卓上用の!
床に置いて7年くらい使っていた!

1ミリもちゃんと加湿できてなかったんですね…

無知ってコワイ…(そりゃ喉痛くなる…)

ハイブリット式

最後にハイブリット式。

ハイブリッド式は、「複数の加湿方式を組み合わせた方式」のこと。

代表的には、「気化+温風気化(加熱気化)」の組み合わせ。  

ようするに、「水を含ませたフィルター」に温風をあてて水分を気化させ、ミストなどではなく“気体(蒸気)”で加湿するイメージ。濡れタオルにドライヤーの風を当てて加湿するようなもの。  

モードによっては「気化式」運転と「温風気化(加熱+気化)」運転を切り替えて、省エネ/加湿力をバランスさせる機種も多い。  

〈メリット〉

比較的スピーディな加湿

— 温風を当てることで、ただの気化式より早く湿度を上げられる。  

広い部屋も比較的カバーしやすい

— 気体としての水分を放出するので、ミストのように「近くだけ湿る」感じが少なく、部屋全体にムラなく加湿しやすい。  

安全性が高め

— 熱くなりすぎず、吹出口がやけどしづらく、ペットや子どもがいてもやや安心。  

省エネ寄り

— 同じくヒーターを使う方式(スチーム式など)に比べ、消費電力や電気代が抑えめな機種も多い。  

加湿ムラが起きにくい/安定した加湿

— 気化と温風を組み合わせることで、水分量のコントロールが安定し、過加湿・加湿ムラのリスクが低め。  

〈デメリット〉

本体価格・ランニングコストがやや高め

— 単純な気化式や超音波式に比べて、高性能ゆえに価格が上がる傾向。

消耗品(フィルター、除菌カートリッジなど)の交換コストも発生しやすい。  

気化式と同様、水回りの手入れは必要

— フィルター、トレイなどの清掃を怠ると雑菌やカビのリスク。お手入れ頻度・管理は他方式と同程度必要。  

スチーム式ほどの「殺菌効果」はない

— 水を沸騰させるわけではないので、「完全な殺菌」はできず、水質・掃除によっては清潔性でスチーム式には劣る場面あり。  

なるほどなるほど…

気化式と同じくらいの掃除は必要なものの

広い部屋もOKで早く加湿できるのいいな…

こちらも候補にインしておきましょう。

象印VSダイニチ、勝つのはいかに

ここまで調べた結果、私の場合は「スチーム式」と「ハイブリット式」の2択に。

スチーム式はシンプルかつ雑菌への強さゆえに今年人気が再熱しているよう。

雑菌に圧倒的に強いという点がやはりよく感じてしまう。

根強い人気を誇るのは象印のスチーム式シリーズの加湿器。

象印マホービン 加湿器 スチーム式 4.0L ホワイト EE-DB50-WA

Amazon.co.jp: 象印マホービン 加湿器 スチーム式 4.0L ホワイト EE-DB50-WA : ホーム&キッチン
Amazon.co.jp: 象印マホービン 加湿器 スチーム式 4.0L ホワイト EE-DB50-WA : ホーム&キッチン

大容量のもので13畳まで対応か…

もう少し広いところに対応して欲しいけれど、これは2個3個と置いて対応すればいいだろうか。

ハイブリット式はどうだろう?

掃除が少し大変なんだっけ?

ダイニチ (Dainichi) 加湿器 ハイブリッド式(木造和室14.5畳まで/プレハブ洋室24畳まで) RXCタイプ サンドホワイト HD-RXC900C-W

Amazon.co.jp: ダイニチ (Dainichi) 加湿器 ハイブリッド式(木造和室14.5畳まで/プレハブ洋室24畳まで) RXCタイプ サンドホワイト HD-RXC900C-W : ホーム&キッチン
Amazon.co.jp: ダイニチ (Dainichi) 加湿器 ハイブリッド式(木造和室14.5畳まで/プレハブ洋室24畳まで) RXCタイプ サンドホワイト HD-RXC900C-W : ホーム&キッチン

なんと24畳まで対応でこの価格!(27畳・33畳のモデルもあった)

加湿力や使用感に定評があり、ダイニチの加湿器は家電量販店での販売数もトップということで信頼度が増します。

また、こちらを調べてみると、

懸念点の一つであった掃除メンテナンスの部分でも

使い捨てのフィルターもろもろのアイテムも揃っており

1シーズンに1度の掃除でいいということが分かった。

完璧だ…!

数時間悩んだ結果、私は24畳対応のダイニチのハイブリット加湿器を購入。

いやー悩みました。

でも調べるって大切ですね。

これまで何も知らずに使っていたなあ。

雑菌繁殖には気をつけて

知らずに使っていた加湿器が超音波式でこまめな掃除が必要だったにも関わらず

水の入れ替えしか行っていなかった筆者。

色々調べた末大反省。

喉が痛くなったのは暖房の乾燥ではなく

喉を守るために使用した加湿器だったのでは…?

近年、加湿器からの雑菌から『加湿器肺炎』という肺炎にかかってしまうことも多いようなので

みなさまお気をつけて。

今年の冬も乗り切りましょうね。

タイトルとURLをコピーしました