ミスド「絶対やめないで」こだわりが凄い

ミスタードーナツ公式サイトより

ミスドが好きです。ミスドが好き、と一言で言っても、ドーナツが美味しいからとか、コーヒーがおかわり自由だからとか、理由は様々だと思います。筆者もミスド愛に溢れていますが、決定的に他と差をつけているところがあります。

ミスドに癒された高校時代

家から2時間近くかかる高校に通っていた筆者。通学だけで疲れ果ててしまいました。電車で1時間半、最寄り駅からバスで30分ほどかかるのですが、中学校までの友達が1人もいないことが、その時間と距離をさらに辛いものにしていました。なので最寄り駅に着いた時点で遅刻しているなんてこともしばしば。そんな時、最寄り駅のすぐ近くにはミスドがあり、どうせ遅刻の筆者はよく、ミスドで休んでいたのです。
ドーナツ1つとコーヒーで300円ほど、さらにコーヒー飲み放題ともなると、つい長居してしまいます。いまバスに乗っても2時間目は遅刻だな、と思い結局昼休みに合わせて学校に行くこともしばしば。そんなに長い間ミスドにいれたのには実は、店内BGMが関係していました。

筆者は、レストランやカフェに入ると店内でなんの曲がかかっているのかすごく気になります。ミスドは、その店内BGMが自分の趣味と合うのもありましたが、流行りの曲ではなく、プレイリストを作っている人の顔が見えてきそうな選曲でした。そしてそのBGMを聴いていると、「ミスドクラブミュージックステーション」という言葉が聴こえて来ました。その時筆者は確信し、すぐさま検索すると…?

MISDO CLUB MUSIC STATION

ありました。ミスドは、月毎に変わるプレイリストを用意してくれていたのです。そのプレイリストをPDFで公開しているという親切さ。
1時間ほどのプレイリストが3セットあり、つまり合計3時間ほど。合点が行きました。高校の始業時間は8:45から。9時ごろにミスドに着いた筆者は、3時間のプレイリストを聴いて12時すぎに学校に向かっていたのです。ミスドミステリーが紐解かれました。
それからというもの、プレイリストを見ながら、あの曲に間に合いたいという気持ちで学校に行くようになりました。いまの”学校”には、”ミスド”というルビを振っておいてください。
そんな学校生活も次第に、本来あるべき学校生活の方に慣れて行き、だんだんと減って行きました。それで良かったんだと思います。
大人になった今でも、ミスドクラブミュージックステーションを聴きにミスドに入ります。誰にも共有できない、筆者だけの大切な思い出が、今も寄り添ってくれいるからです。

ミスタードーナツ公式サイトよりhttps://www.misterdonut.jp/enjoy/movie/
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