
eスポーツチーム「ZETA DIVISION」に所属するプロゲーマーの翔(かける)が10月23日、自身のXを更新し、現役引退を発表した。
翔は
「ご報告
いつも温かいご声援、本当にありがとうございます。
この度、ZETA DIVISIONから発表がありました通り、私はeスポーツ選手としての活動を引退することを決断いたしました。
突然の活動休止から約2カ月が経過してしまいました。
この間、皆様に詳しい状況をご報告できないまま、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
活動休止の理由でありました「神経機能の不調」が続き、選手として競技を続けることが困難な状態となっておりました。
チームとは今後の活動継続の可能性について慎重に話し合いを重ねてまいりましたが、これ以上選手活動を続けることは難しいと自ら判断し、引退を申し出ました。
チームは、私の健康面を第一に考え、この決断を尊重してくださいました。
SFLのシーズン途中でロスターを離脱することとなり、チームメイト、そして私の復帰を信じて待っていてくださったファンの皆様には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これまで選手として活動を続けてこられたのは、ひとえに応援してくださったファンの皆様、どんな時も支えてくれた妻、ZETA DIVISIONのスタッフの皆様、そして共に練習し、戦ってくれたチームメイトのおかげです。
皆様の声援を受けながら、eスポーツ選手として競技に打ち込めた時間は、私にとってかけがえのない財産です。
また、今回の決断にあたり、ご理解ご協力をいただいたCAPCOM様、SFL関係者の皆様、各チームの皆様にも心より感謝申し上げます。
発表にもありました通り、年内を目途にZETA DIVISIONを退団し、今後は体調の快復に専念いたします。
これからは、新たに加入するヤマグチ選手、そしてチームメイトたちの、SFL後半節での健闘を心から応援しています。
最後になりますが、これまでeスポーツ選手「翔」を応援していただき、本当に、本当にありがとうございました。
引き続き、ZETA DIVISIONへの変わらぬご声援をいただけますと幸いです」
との文章をつづり、引退を発表。
翔は今年3月に両国国技館で開催された「ストリートファイター6」の公式世界大会「CAPCOM CUP 11」で優勝に輝き、賞金100万ドル(約1億5000万円)を獲得。大きな話題となっていたが、優勝からわずか7ヶ月後に神経機能の不調での引退発表という、前代未聞の衝撃的な結果となってしまった。
ご報告
— ZETA Kakeru(翔) (@Kakeru_FGC) October 23, 2025
いつも温かいご声援、本当にありがとうございます。
この度、ZETA DIVISIONから発表がありました通り、私はeスポーツ選手としての活動を引退することを決断いたしました。
突然の活動休止から約2カ月が経過してしまいました。…


