
2025年7月25日にオープンした「ジャングリア沖縄」は、沖縄の大自然の中で解放感と贅沢さを感じられるテーマパーク。開業4ヶ月が経った現在、訪れたYouTuberの動画がネット上で話題になっている。動画では「マジで客がいない」などと言われていたが…。
「ジャングリア沖縄」へのアクセスだが、沖縄観光の玄関口「那覇空港」から直接アクセスできるシャトルバス「ジャングリアエクスプレス」が便利そう。約2時間20分。
空港に加えて国際通り・県庁前にもバス乗り場があり、原則予約制で片道2,500円、約2時間30。
レンタカーは出発時間やルートに自由を求める方、やんばる急行バス+シャトルバス(片道2,100円)はコストを優先する方にオススメとのこと。
またフェリーでのアクセスも可能。
どんなところ?
広大な森と山々からなる沖縄本島北部の「やんばるエリア」は、エリア内の約80%が常緑広葉樹林に覆われ、温亜熱帯海洋性気候の中で独自の生態系を育んでおり、2021年にユネスコ世界自然遺産に登録されている。
やんばるの森から連なる緑溢れる大自然を舞台にした大型テーマパークが「ジャングリア沖縄」だ。
総面積60haの広大な敷地には、アトラクション・ショー・レストランなどの見どころが満載。
ジャングリア沖縄で目玉のライド型アトラクション「DINOSAUR SAFARI(ダイナソーサファリ)」では、参加者は12人乗りの大型オフロード車に乗り込み、広大なジャングルを約17分間かけて駆け抜ける。車体の激しい揺れやリアルな演出により、まるで恐竜時代に迷い込んだような臨場感を味わえるのが特徴。
道中では全長約19mのブラキオサウルスやステゴサウルス、トリケラトプスなど20頭もの恐竜たちが最短1mの距離に接近し、クライマックスには突如T-REXが襲来し、熱帯植物をかき分けながら襲い掛かかってくる最強の肉食恐竜から逃走するスリルを体験できる。

営業時間は10時〜19時30分が多いものの、日によって異なるため、訪問前に公式サイトを確認した方がいい。今のところ定休日は設定されていないとのこと。
今が狙い目?
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が集計した人流データによると、8月のジャングリア沖縄の来訪者は計9万2651人。うち県外は7万756人で県内は2万1895人だったという。
閑散としているとの噂のジャングリアだが、現在は、沖縄旅行のシーズンオフとされ旅行客が少ないのも1つの理由かもしれない。ネットでは「先週行ったばかりですが、駐車場は埋まってましたよ。温泉がとてもよくて、秋冬の沖縄観光にはピッタリだと思いました」など前向きな声も上がっている。
その反面、1箇所しかないレストランのフードがショボくて高価、アトラクションが風のため閉鎖・整理券の早期終了などベースが野外体験なので、夏場は厳しいとの声も多い。
世界最大級の「インフィニティ風呂」
筆者が注目しているのは、併設されている「SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)」。やんばるの大自然に包まれた、総面積26,000㎡を誇る極上のスパ施設だそう。
世界最大級の「インフィニティ風呂」があり、ギネス記録の認定を受けたとのこと。
屋外には南国リゾートらしい植物に囲まれたサウナや真っ白な石灰岩風呂、屋内には美肌効果の高い天然温泉・洞窟風呂など、女湯10種・男湯9種のバラエティに富んだ浴槽が揃っている。
こっちを全面的に押し出した方が集客があるのではないだろうか。沖縄で温泉…想像するだけで最高でしかない!



