
皆さんは「ふるさと納税」してますか?筆者はやろう・やりたい・やらなきゃと思い続けて数年が経ってしまった。
今回は「ふるさと納税」について簡単に説明したのち、「返礼品」と呼ばれる様々な商品の中で特に異質なものをご紹介しよう!
「ふるさと納税」とは
ふるさと納税は、「居住地に納付予定だった税金」を「任意の自治体へ寄附」することで「寄附金控除」が受けられる制度です。寄附金額のうち2,000円を差引いた金額が税額控除の対象となる。
たとえば、1万円を寄附した場合、8,000円分が所得税・住民税から控除されるため、実質2,000円で返礼品を受取ることができる。
寄附金額には上限が設けられている点には注意。個人の年収や家族構成、ほかの控除申請状況などによって税額控除の上限が設定されている。

寄附へのお礼として自治体から返礼品が贈られる。各自治体は寄附金額の3割以内に相当する返礼品を用意しており、地域ならではの特産品や工芸品、さらには宿泊券や体験チケットなど多彩な品々を揃えている。
また、自治体の公共サービスや地域振興の取り組みなど寄附金の使い道を指定もできる。
「ルーローハンのブーツ」「オレンジケーキブーツ」
埼玉県所沢市「FAKE FOOD HATANAKA」では、「ルーローハンのブーツ」「オレンジケーキブーツ」といった奇妙な商品も返礼品として用意している。
ちょっと何のことを言っているかわからないかもしれないが、こちらでは食品サンプルやそれを用いたアクセサリーなどを制作・販売している。
受注制作で「ルーローハンのブーツ」「オレンジケーキブーツ」共に118,000 円の寄付で、申し込むことができる。

「ホタテ水着上下セット」
青森県むつ市の返礼品の一つとして2021年に話題になった「ホタテ水着」。大畑町にある阿部商店で制作しており、本物のホタテの貝殻を使用している。
ホタテ水着の歴史は、返礼品として取り扱いが始まるより約10年ほど前の、2011年から始まったそう。
この年は東日本大震災をきっかけに、水産業・観光業ともに大打撃を受け、使わなくなってしまった大量のホタテの貝殻を見て、何か楽しいことが出来ないかと真剣に考えていた時に、制作が始まったという。

その後SNSを中心に話題を呼び、人気商品として確立されつつありましたが、2021年8月にむつ市・風間浦を襲った豪雨災害を受け『復興に向けて、ふるさと納税が広がる起爆剤になれば。』と思い切って、返礼品として登録。全国ニュースでも取り上げられるほど話題となった。
普通の返礼品に飽きたら、このようなネタ系もいいかもしれない!


