
日本テレビ系『金曜ロードショー』より、2026年の年始にスタジオジブリ作品を2週連続で放送することが発表された。1月2日(金)は『千と千尋の神隠し』、1月9日(金)は『かぐや姫の物語』がいずれもノーカットでオンエアされるとのこと。
年明け最初の放送となる1月2日(金)には、宮﨑駿監督作『千と千尋の神隠し』を45分拡大で放送予定。
『千と千尋の神隠し』は、2001年に公開、興行収入は316.8億円を記録した、大人気作品。さらに、アカデミー賞長編アニメーション映画賞、ベルリン国際映画祭金熊賞など世界的に高い評価も獲得している。
作品は映画だけにとどまらず、近年は舞台化したことでも話題で、2022年には、橋本環奈と上白石萌音のW主演で初の舞台化、2024年には川栄李奈と福地桃子のW主演版に続き、2024年の全国5大都市公演やロンドン公演、2025年の上海公演など、国内外での人気が続いている。2026年1月からは韓国での上演も決定しているとのこと。
名作『千と千尋の神隠し』史上最高との声も
『千と千尋の神隠し』は、2001年7月20日に公開された。
10歳の少女・荻野千尋は、両親と共に引越し先の新居へと車で向かう途中、父の思いつきで森の中の不思議なトンネルから通じる無人の町へ迷い込む。そこは八百万の神々が住む、人間が入ってはいけない世界だった。
町の怪しい雰囲気を怖がる千尋をよそに、探検気分の両親は奇妙な看板が並ぶ食堂街の中で、一軒だけ食事ができそうな「無人の飲食店」を見つけ、店員が来たら代金を払えばいいと勝手に食べ物を食べ始めてしまう。両親の誘いを断って食堂街を一人で歩く千尋は、旅館のような大きな建物の前の橋に着き、橋の下を走る電車を見ていた。背後からの気配に気づいて振り返ると少年が立っており、彼は強い口調で「すぐに戻れ」と言う。
急速に日が暮れる中、両親を探すが、店では両親の服を着た大きな豚が二匹、食べ物を食い散らかしているだけで、両親の姿は見当たらない。なんと、千尋の両親は神々のための食べ物に手をつけた為、罰として豚の姿に変えられてしまったのだ!
夜になり、千尋はトンネルに戻ろうと食堂街の出口に来るが、昼は草原だったが、なぜか水があふれ大河に変化しており、船から降りてくる怪物のような者達を目にしたことでこれは悪い夢だと思い込む。悪夢が消えることを願っていた千尋は、自分自身が消滅しそうになる。
そこを先程の少年ハクに助けられ…。
果たして両親は元の姿に戻れるのか、そして千尋たちは元の世界に帰れるのか。
宮崎駿監督の不朽の名作『千と千尋』は、『金曜ロードショー』での放送は、今回で11回目だが、何回見ても最高なので今から本当に楽しみだ。


