
日本では、クリスマスといえば恋人同士で過ごし、チキンとケーキを楽しむイベントというイメージだろう。え、それ以外にあんの?という印象すらある。しかし、その常識はイギリスではまったく通用しないという。
イギリスでは、クリスマスイブにはほぼ全員実家に帰るといい、家族と静かに過ごし、豪華なディナーを囲むのが王道。チキンもショートケーキも登場しないのが当たり前とのこと。
11月に入ると、ロンドンはもちろんイギリス中の広場やスクエア、デパートやストリートなどでクリスマスツリーの点火式が開始されるそう。メインストリートは当然、小さな路地にいたるまで美しく趣向を凝らしたクリスマス・イルミネーションで飾られ、とても華やかな雰囲気になる。
1年で一番大きなお祭りの季節が到来する。冬は毎日曇り空が続き、午後3時半くらいには日が暮れてしまうイギリスでは、暗くなったらもうパブで酒を飲むくらいしかやることがなくなるらしいが、毎年趣向が変わる豪華なクリスマス・イルミネーションをあちこち見て回るのはこの季節ならではの楽しみだそう。
日本とは違った楽しみ方
イギリスにはサンクスギビングがないので、11月に入ると一気にクリスマス気分が盛り上がり、クリスマス商戦もスタート。サンクスギビングはないのに、ブラックフライデーのセールはあるので、そこを狙ってクリスマスプレゼントを買う人が多いという。(サンクスギビングはアメリカとカナダだけのお祭り)
日本では、クリスマスプレゼントは24日の夜に子どもたちの枕元にこっそり置かれ、25日に起きた時にわあ〜っとなるのが一般的。しかし、イギリスでは買ったプレゼントは、クリスマスが来るまでツリーの下に積み重ねられていくそう。しかもプレゼントは、子どもたちだけでなく家族全員の分がある。
日本は恋人と過ごすイメージが強いクリスマスだが、イギリスではクリスマスは絶対的に家族と過ごす日だという。学生や一人暮らしなど、普段家族と離れて生活している人も、クリスマスイブにはほぼ全員実家に帰るというから驚きだ。

イギリスではチキンも、ショートケーキも食べない
1年で一番ご馳走を食べる日であるクリスマスのディナーは、12月25日の昼くらいから徐々にスタートするそう。日本ではクリスマスチキンが一般的だが、イギリスではチキンはほぼ食べない。クリスマスディナーといえばターキー。
これにソーセージミートや野菜で作るスタッフィングを詰めて、オーブンでじっくりと丸焼きにし、付け合わせには、ローストポテトやマッシュポテト、芽キャベツ、グリーンピースが必須。これにターキーの焼き汁で作るグレービーソースやクランベリーソースをかけて食べるとのこと。美味しそう!
クリスマスのご馳走は、丸ごと一羽をローストが大原則。「日本ではクリスマスに鶏もも肉を焼いたのだとか、唐揚げだとかをよく食べるよ」とイギリス人に言っても信じてもらえないことが多いという。
また、イチゴのショートケーキが 日本のクリスマスでは定番だが、イギリスでは、これは絶対に食べないそうだ。なんとこれはアメリカでもそうらしい。
イギリスでは、クリスマス・プディングやミンスパイを食べるとのこと。
もうすぐクリスマス。今年はいつもの日本のクリスマスではなく、イギリスのクリスマスに倣って楽しむのもいかがだろうか。メリークリスマス!



