永野芽郁(26)発表「世界を獲りにいく、か」

女優・永野芽郁が、新たな転機を迎えようとしている。

12月3日、永野が2026年に世界独占配信されるNetflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」で主演を務めることが発表された。原作は、韓国の作家ミン・ジヒョン氏による同名ベストセラー小説。2000年代に社会現象を起こした映画「猟奇的な彼女」の“フェミニスト版”とも評され、若者を中心に熱狂と論争を巻き起こした問題作だ。

画像は「スターダストプロモーション公式ホームページ」より引用

告知サイトで公開されたのは、長い髪をばっさり切った永野のベリーショート姿。この大胆なイメージチェンジはネット上で大きな話題となり、業界内では彼女の「脱・清純派」と「海外進出」への強い意志の表れだと受け止められている。

エンタメ誌ライターによれば、今回の出演は戦略的な一手だという。2023年のNetflixシリーズ「御手洗家、炎上する」で復讐に燃える家政婦役を演じた永野だが、今回はさらに踏み込み、世界的にも関心が高くセンシティブな「フェミニズム」というテーマに真正面から挑む。韓国コンテンツが圧倒的な強さを誇るNetflixにおいて、その日本版リメイクは、アジア圏を中心に高い注目を集めることが確実視されている。

一方で、NHK朝ドラ「半分、青い。」で国民的女優となった永野は、今年4月に報じられた田中圭との不倫疑惑の影響もあり、国内での活動に逆風が吹いているのも事実だ。だからこそ今回の役は、男性主人公を理詰めで追い詰める強烈なキャラクターを通じて、過去のイメージと決別する“再出発”の意味合いも帯びる。この作品が成功すれば、「世界のMEI」への飛躍、さらにはハリウッド進出も夢ではない。海外で評価を確立し、日本に“逆輸入”される形での再ブレイク――そのシナリオは、決して絵空事ではなさそうだ。

髪を捨て、殻を破り、世界を獲りにいく。永野芽郁の勝負は、すでに始まっている。

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