朝ドラ「ばけばけ」応募総数2892人から選び抜かれたヒロイン女優の魅力とは…

女優の北川景子さん(39)が、26日のフジテレビ系「ぽかぽか」に生出演。現在出演中の朝ドラ「ばけばけ」の役柄が、実はおうちでもちょっぴり影響を与えている──そんな微笑ましいエピソードを話してくれました。

※連続テレビ小説『ばけばけ』公式ホームページより引用

北川さんは、2016年にDAIGOさんと結婚し、5歳の女の子と1歳の男の子のママ。今回のドラマでは、主人公トキのお母さん・タエを演じています。裕福な家から一転して生活が苦しくなっていくという、決して軽くはない役どころです。

お仕事と子育てのバランスは、夫婦で話し合いながら丁寧に決めているそうで、大阪での撮影も「2泊までなら…」と慎重に相談していたのだとか。そんな時、DAIGOさんは
「朝ドラ俳優とか俺もなってみたいんだけど!」
「断るなんてもったいないよ」
と明るく背中を押してくれたそうです。家族で支え合いながら挑んでいる様子が、とても微笑ましいですよね。

ところが最近、ドラマを観ていた娘さんに、ちょっとした“勘違い”が発生。タエが困窮して人に助けを求めるシーンを見て、真剣な表情で
「ママ、お金ないの?」「おやつ、もう買えないの?」
と心配してしまったそうです。北川さんは慌てて「これはお芝居なんだよ」と伝えたものの、子どもの素直な反応にドキッとしたと笑っていました。

番組では、MCの神田愛花さんが「育児との両立で疲れが顔に出ちゃわない?」と聞く場面も。北川さんは
「今の役は“疲れてるお母さん”なので、逆にちょうどよかったんです」
と朗らかに返し、スタジオが和みました。

「朝ドラ「ばけばけ」が心地いい理由とは

一方、「ばけばけ」自体の評判も上々。25日に放送された第42回の平均視聴率は16.2%。ヒロイン・高石あかりさん(22)の弾けるような表情やコミカルさは、朝の時間帯に気持ち良くハマり、観ていて飽きない魅力があります。さらに小日向文世さん、池脇千鶴さん、岡部たかしさんら実力派が家族役を支えているため、重いシーンさえも温度感がほどよく、安心して観られるのがこの作品の強みです。
忙しい中でも家族と力を合わせ、役に向き合う北川景子さん。
そして、魅力的なキャストがしっかり支える「ばけばけ」。
朝のひとときを明るくしてくれる理由が、少しわかった気がします。ても彼らがしっかりと脇を固めているため、朝時間のドラマとして最適な温度感なのでしょう。

ヒロイン髙石あかり(22)の演技力が圧巻

朝ドラ「ばけばけ」で鮮烈な存在感を放つヒロイン・髙石あかりさん(22)。作品の温度感を決める“中心”として、彼女の自然で生き生きした演技に惹きつけられている視聴者も多いのではないでしょうか。そんな髙石さんの歩みを、少し遡って見てみます。

髙石さんが最初に注目を集めたのは、2014年に行われたavex主催のキッズコンテスト『キラットエンタメチャレンジコンテスト2014』でナルミアオンライン賞を受賞したこと。その後、2016年の『ミスiD2016』ではセミファイナリストに選ばれ、幼い頃からすでに人前で輝く素質を持っていたことがうかがえます。

さらに2016年から2018年までは、ダンスボーカルグループとしてデビューを目指す育成ユニット“α-X’s(アクロス)”に所属。アイドル的な活動をしつつ、表現の基礎力を着実に磨いてきた時期でした。2019年には「俳優として本格始動する」と発表し、進む道をより明確に定めます。

そして、彼女の名前が一気に広く知られた作品といえば、やはり2021年の映画『ベイビーわるきゅーれ』。阪元裕吾監督作品で、髙石さんは映画初主演とは思えないほど自然体で、かつ緻密なコメディ演技を披露。肩肘張らず、しかししっかりと芯のある芝居は、多くの映画ファンに「この子はすごい」と思わせる力がありました。

そんな髙石さんが挑む今回の朝ドラ『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)夫妻をモデルにした物語。怪談を愛し、日常を丁寧に紡ぐ夫婦の生活を描いた作品で、セツの“ふつうの暮らしを愛する気持ち”を真っ直ぐに表現できる女優が求められていました。

ヒロインオーディションは2024年6月から募集され、応募総数は2892人。その中から選ばれたのが髙石あかりさんだったというのだから、朝ドラが彼女の才能に太鼓判を押した形とも言えるでしょう。作品の中で見せる、あたたかくて素直で、どこか可笑しみのある表情。その一つ一つが、これまでの経験──踊り、歌い、悩み、鍛えられてきた時間──すべてに支えられているように感じます。

髙石あかりという女優は、まだ22歳。
けれど、表現者としての深さは、年齢を軽く超えている。
「ばけばけ」でさらに大きく羽ばたいていくのが、今から楽しみで仕方ありません。

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