
高知県三原村(人口約1,300人)に、2025年10月23日に居酒屋「村に幸あれ」が開店!
この開店は、過疎化が進む同村で夜間に営業する飲食店がほとんど存在しなかった状況を踏まえ、地元住民から大きな注目を集めている。
高知県三原村の中心部、村役場から徒歩圏内。隣接する宿毛市で人気の居酒屋が、空き店舗を活用して週3日程度(主に週末)のみ三原村で営業します。宿毛市の居酒屋経営者である下村氏が営んでいます。
宣伝をほとんど行っていないにもかかわらず、開店直後から地元住民で満席に近い状態が続いている。提供される料理の質の高さと、徒歩で利用可能な利便性が評価されているそうです。
背景と支援制度
三原村は人口減少対策の一環として、空き店舗を活用する事業者に対し月額6万円の補助金を支給している。この制度は高知県の人口減少対策交付金を活用したものである。今回の居酒屋開店は、この補助金制度が直接的に寄与した事例であり、村内の夜間営業飲食店は本店舗を含めて2軒となった(もう1軒はスナック兼居酒屋)。
高知県三原村における居酒屋「村に幸あれ」の開店は、村の独自の空き店舗活用支援制度による補助金が活用された事例です。この制度は、過疎化が進む地域での商業活性化と人口減少対策を目的とし、主に空き店舗を事業用に活用する事業者に対し、家賃の一部を補助するものです。
月額6万円…
空き店舗を活用して新規または出張形態で事業を開始する者、高知県の「人口減少対策総合交付金」を活用した村独自の事業です。県の交付金は、市町村が人口減少対策として計画的に実施する事業に対し交付され、三原村ではこれを空き店舗の賃借料補助に充てています。
夜間営業の飲食店が少ない過疎地域で、住民の生活利便性向上と地域のにぎわい創出を図る。結果として、村内の夜間営業飲食店が2軒に増加したことになります。
地元住民の反応
70歳代の利用者からは「歩いて晩酌できる場所ができて非常に嬉しい」との声が。
村内の既存飲食店経営者も来店し、村の活性化に寄与する取り組みとして歓迎の意を示している。
本事例は、過疎地域における空き店舗活用と補助金制度による飲食店誘致の成功例として、他の自治体からも注目されている。朝日新聞などのメディアでも取り上げられ、地方創生のモデルケースとして評価されています!


