
年末の大一番、有馬記念(12月28日/中山・芝2500メートル)で話題の中心となっているのが、昨年の勝ち馬レガレイラだ。2024年、有馬記念で3歳牝馬として快挙を成し遂げた同馬は、以来、GⅠでも存在感を示し、連覇を大きく期待されていた。
そのレガレイラが今年、有馬記念でコンビを組む騎手が変更される可能性が高まっている。これまで手綱をとってきた戸崎圭太騎手ではなく、クリストフ・ルメール騎手が背に乗るという決定が、関係者を通じて発表された。
なぜこのような乗り替わりが起きたのか…。
戸崎騎手とレガレイラ
戸崎騎手とレガレイラのタッグは、昨年の有馬記念で実を結んだ。古馬たちとの激しい叩き合いをわずかに制し、ファン投票の熱も相まって、文字通りドリーム勝利となった。
その後も、戸崎騎乗のもとでレガレイラは安定した成績を残していた。直近では、2025年秋のエリザベス女王杯で勝利。地元・京都でのレースながら、終盤に強烈な末脚を見せ、見事にGⅠ制覇を果たした。これで通算GⅠは3勝目。 牝馬の女王の風格を漂わせていた。
このように、戸崎×レガレイラはファンからも実績からも信頼の厚いコンビだった 。
だからこそ、今回の乗り替えは大きな驚きと戸惑いとなっている。
ルメール起用の狙いとは
乗り替えの理由と、ルメール起用の狙い
では、なぜ今回、戸崎騎手が手を離すのか。
報道によれば、戸崎騎手は同じ有馬記念で別馬、ダノンデサイル に騎乗する予定であり、その兼ね合いからレガレイラとのコンビ継続は見送られることとなった。
一方、ルメール騎手は過去にレガレイラとコンビを組み、GⅠタイトルを獲った経験がある。馬との相性は既に証明済みなのだ。
また、調教師サイドおよびクラブもこの乗り替えを公表しており、「今年の有馬記念を勝ちにいく 」 強い意志が感じられる。ルメール騎乗で新たな化学反応が生まれれば、連覇の可能性は十分にある。
SNSでのファンの声
ただ、この決定は一部ファンの間に驚きを呼んでいるようだ。
SNS上では
・レガレイラ、有馬記念はクリストフ騎手の必勝体制!
・有馬記念、戸崎騎手が選んだのは
初代ベリベリホースダノンデサイル!
・戸崎騎手の祝賀会やG1勝利した後のコメントから先約乗り替わりは察してました
・この2頭を選べる状況でダノンデサイルを選ばないジョッキーはいないと思います
・レガレイラ「もう戸崎なんていい、日本人の男は飽きたわ。ルメール空いてるでしょう。有馬行くわよ」
・どんなレースになるかな?有馬楽しみーー
・ダノンデサイルで戸崎が有馬連覇か、
ルメールでレガレイラが有馬連覇か、
有馬記念を連覇するのは、
戸崎かレガレイラか!
・レガレイラはルメール騎手とのコンビ復活!ホープフルを制したコンビが有馬記念で勝利を掴めますように
との声が上がっている。
戸崎が騎乗する可能性のある馬が2頭いたことに対して、2頭が写った画像に「戸崎、どっちを選ぶのよ!?」というコメントがされた、さながら恋愛シミレーションゲームのようなポストまで見られ、各ポストはまるで大喜利状態となっていた。


