お米の「アレ」捨てないで!実は・・・「捨ててる人がほとんど」「当たり前に捨ててた」

日本人の主食といえばお米。お米を炊くときは、まずお米を研いで炊飯器で炊く方が多いはず。最近では、便利なお米を洗わなくてもいい「無洗米」というものもありますが・・・。

今回は、お米を研いで炊く方の「お米のとぎ汁」に注目したいと思います。

お米の「とぎ汁」は捨てないで

X(旧Twitter)ユーザーの「シロー(@jiro_3_)」さんの投稿。

「これ知らない人が多いですが、「お米のとぎ汁」をそのまま捨ててる人は今すぐ辞めてください。」

私も完全にそのままシンクへ流していました…。お米を研いだ白く濁ったとぎ汁は捨てるもの。いらないもの。と思っていました。

まさか、お米のとぎ汁を捨ててはいけないなんて・・・!

お米のとぎ汁とは?

そもそも「お米のとぎ汁」とは、お米をとぎ洗いする際に出る白い水のことをいいます。その正体は、お米の表面に付着しているデンプン、肌ヌカが水に溶け出したものです。

肌ヌカには、ミネラル、ビタミンなど栄養が多く含まれています。

ビタミン、ミネラルが豊富なのになぜ研ぐの?と思ったそこのあなた!肌ヌカはあまりおいしいものではなく独特のにおいがあるため、お米を炊く前に研ぐことにより肌ヌカを取り除くようになったのです。

お米のとぎ汁の再利用方法

シローさんは続けて再利用の方法を投稿。今回ここでは、【料理編】【掃除編】【その他】を紹介します。

「今回はお米を洗うときに出る、とぎ汁の再利用方法をお話しします。」

【料理編】

①野菜の下処理(アク抜き)に使う

米のとぎ汁に含まれるデンプンには、野菜のアク成分を吸着して、ゆで汁に戻さない性質があります。主にアク抜きが必要な野菜は、タケノコ、さつまいも、ゴボウなどでしょうか。

●アク抜きのやり方

1、とぎ汁の準備

2、茹でる

鍋にとぎ汁と下処理した食材を入れ、食材が完全に浸かるようにします。

3、加熱と放置

強火にかけて沸騰させ、その後弱火にして1時間ほど茹でます。竹串がスッと通るくらいになったら火を止めます。

4、冷ます

そのまま鍋の中で完全に冷めるまで一晩程度放置します。急激に冷ますとアクが戻ってしますため、ゆっくりと冷ますことが重要。

②魚のぬめり、臭み取り

お米のとぎ汁に含まれるデンプンや酵素には、魚のぬめりや独特の臭いを抑えてくれます。

●使い方

1、魚を捌く前に5〜10分ほどとぎ汁に漬けておく。

2、流水で丁寧に洗い流す。

【掃除編】

①食器の油汚れ

鍋や食器に残った油汚れは、とぎ汁に浸けておくと汚れが浮きやすくなり、洗いやすくなります。

②シンク磨き

お米のとぎ汁は、油汚れや水垢を落としやすくします。使いやすいようにスプレーボトルなどに入れて使用すると便利です。

③まな板やタッパーの洗浄・消臭

お米のとぎ汁に含まれているデンプンには、油分を吸着する性質があり、食器の表面についた汚れや臭いを和らげるのに役立ちます。

【その他】

①洗顔

お米のとぎ汁で洗顔をすると、古い角質を優しく取り除いて肌の生まれ変わりを整える効果が期待できます。

お米のとぎ汁には、たくさんの活用方法があります。今まで捨ててしまっていた方は、再利用をしてみるのもいいかもしれませんね。

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