
生活の豆知識やライフハックを投稿しているX(旧Twitter)ユーザーのシロー(@jiro_3_)さん。
「『フライパンについた焦げ』は簡単にきれいになります。」の投稿が話題に。
今までフライパンについてしまった焦げは、必死にスポンジで擦って洗っていました。なかなか落ちなくて苦戦する日もあったりして・・・。シローさんによると、全くそんなことをする必要はなく簡単に焦げを落とせると言います。
フライパンが焦げる理由は?
そもそもなぜフライパンが焦げるのでしょうか。
●温度が高すぎる
フライパンが熱すぎることで、食材の表面の水分が一気に蒸発し、食材に含まれる糖分やタンパク質が急速に分解され、結合されることで焦げます。
●油の量が不十分、油を引いていない
油は、フライパンと食材の膜の役割をします。油膜が薄い、または全くない状態で加熱すると、食材が直接フライパンの表面に触れることになり、焦げやすくなります。
●フライパンの表面状態が悪い
フッ素樹脂加工(テフロン加工)が剥がれている場合は、食材が直接金属に触れることになるので、焦げやすくなります。
●食材の特性、調理中の手入れ不足
砂糖を使った煮詰め料理、卵料理、肉料理などは焦げ易いです。また、食材をかき混ぜる頻度が少なかったり、そのまま放置したりすると、一定箇所に熱が集中して焦げやすくなります。
焦げを落とす方法は…ズバリ
では、フライパンについてしまった焦げを落とすには、シロー(@jiro_3_)さんがこう続けます。
『あまり知られていませんが”天日干し”です。』
やり方は、まず日当たりのいい場所に焦げがついてしまったフライパンを置き、放置します。
焦げが完全に乾燥し剥がれやすくなったら、割り箸などでこすり落としおします。
たったこれだけでフライパンの焦げを簡単に落とすことができます。
焦げの種類には、酸性とアルカリ性がある
天日干しをする時間がないという方にも、シロー(@jiro_3_)さんがアドバイスをポスト。
【酸性の焦げの落とし方】
酸性の焦げは、主に肉や魚などを焼いた時にできる焦げです。
用意するものは、「水500ml」「重曹大さじ1」。
1、フライパンに水500mlと重曹大さじ1を入れ、中火にかけて沸騰させます。
2、そのまま15分ほど沸騰させ、木べらを使って焦げをこそげ落とします。
3、水が冷めるまで放置し、そのあとは中性洗剤とスポンジで洗い流します。
【アルカリ性の焦げの落とし方】
アルカリ性の焦げは、野菜やきのこ類などを焼いた時にできる焦げです。
用意するものは、「水500ml」「クエン酸大さじ1」。
※クエン酸の代わりにお酢やレモン汁でも代用可能です。
手順は、酸性の焦げの落とし方と同じです。一度で落ちない場合は、1〜3を繰り返します。
フライパンが焦げてしまったら、簡単に焦げを落とせる技。ぜひ試してみてくださいね。


